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iPhone、iPad、iPod touch上での悪意あるスクリプトによるブラウザのブロック

2011年11月01日掲載

株式会社Doctor Web Pacific


Doctor Webは、iPadユーザーからSafariやその他のブラウザでサイトを訪れた際にポップアップウィンドウが表示され、ブロックされてしまうという多数の報告を受けました。調査の結果、このポップアップは、犯罪者によってwebページに埋め込まれた悪意のあるJavaScriptコードが原因であると判明しました。

Doctor WebはAndroidデバイスに対する同様の脅威に関するレポートを以前にも公表しています。

iOSデバイスに関する限りでは、埋め込まれたJavaScriptコードが特定のwebサイト上にポップアップウィンドウを表示させ、サイトにアクセスするために、ユーザーが課金されるショートメッセージを指定された番号に送信するよう要求します。OKやCancelをクリックしてもポップアップを閉じることは出来ず、ブラウザを再起動しても再び同じウィンドウが表示されます。これは、特にSafariでは、最後のセッションを自動的に復元するようになっているからです。



Androidの場合と同様、iOSでのこの問題に対する解決方法は至って簡単です。「設定」>「Safari」>「Cookie とデータを消去」を選択し、データを消去してください。Safariでの、前回中断したセッションの再開を防ぐには、「設定」>「Safari」>「履歴を消去」をタップしてください。また、iTunesページを開くなどして、他のアプリケーションから新しいSafariタブを開き、悪意のあるスクリプトにブロックされたものを含む残りのタブを閉じることも可能です。

この方法は、設定からではなく、ブラウザウィンドウからのみ設定へのアクセスが可能であるような、その他のiOS向けブラウザに対しては使用できません。お使いのブラウザが、そのインターフェース以外のキャッシュの削除を許可していない場合、ブラウザを再インストールする等、他の対策を講じなければならないかもしれません。詳細については、該当するソフトウェアのマニュアルを参照してください。

悪意のあるスクリプトはクライアントのユーザーエージェントを判別せず、同様のウィンドウは、全てのOS上のブラウザのJavaScriptによっても表示される可能性があるということに注意してください。そのようなスクリプトを含んだwebサイトのアドレスは、Dr.Webペアレンタルコントロールデータベース、およびマルウェアを拡散するサイトのリストに加えられました。

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