2023年5月30日

Doctor Webでは、Dr.Webアンチウイルスサーバーを継続的に改善しております。企業ネットアーク内の全てのホストおよびデバイスに対し集中管理保護を提供するアンチウイルス製品の最新バージョンでは、運用の容易化とともに、管理者が利用可能なオプションの拡大とユーザーシステム向け保護の強化が図られました。

Dr.Webアンチウイルスソリューションは、企業、金融機関、医療機関、文化団体、教育機関、政府機関を対象に保護対策を提供しております。弊社は、サイバー脅威の最新動向を監視しながら、弊社製品の運用および利用の利便性向上を重視し、脅威の検出メカニズムや製品の改善を継続的に実施しております。

今回のDr.Webアンチウイルスサーバーの最新バージョンを含め、法人向けの弊社製品は最強レベルのセキュリティ基準を満たしております。下記は、最新バージョンの主な特徴となります。

• Control Centerの管理コンソールからダウンロードできるWindows向けのパーソナル・インストールパッケージには、ソフト開発元によるデジタル署名が付与されます。
• syslogおよびCEF形式での通知をサポートしたことにより、SIEMシステムへのイベントのエクスポートが簡易化され、インシデント発生の調査がより迅速なものになることが期待できます。
• Dr.Web Agentの保護コンポーネント設定を守るために、Control Centerを用いてパスワードを作成できます。これにより、各端末上でパスワードを手動で作成することが不要となり、セキュリティ向上とともに、従業員による自分のPC上のAgentにおける設定を無効化にした場合の感染リスク軽減が図られました。
• Dr.Web Agentの各コンポーネントを対象とするテクニカルサポート向けレポートの作成機能では、Control Centerからのコマンドの送信が可能となり、管理者自身がリクエストし、各端末のログをテクニカルサポートに早急に送信することが可能となりました。

本製品の新規機能に関する詳細は、こちらをご確認ください。

更新を実施する前に、インストールガイド内のDr.Web Enterprise Security Suiteコンポーネント更新のセクションをご確認ください。