2023年1月24日
現在、極めて危険な悪意のあるマルウェアのうち、アンチウイルスラボにてまだ解析されていない最新型の暗号化ランサムウェア、ロック型のトロイの木馬、インジェクター、「ゼロデイ」脆弱性を悪用する脅威などが、多々あります。このようなマルウェアはシステムに侵入した時点では、ウイルスデータベースに登録されていないため、従来のシグネチャー手法およびヒューリスティック手法により検知されません。したがって、予防的保護対策および最先端テクノロジーの活用は欠かせないものとなっています。
ウイルスデータベースを使用しないプロアクティブテクノロジーを活用するDr.Web KATANA は、プリベンティブプロテクション(予防的保護)を提供する次世代型Dr.Webアンチウイルステクノロジー群であり、第二の防御レイヤーとなります。シグネチャー型アンチウイルスが既にインストールされているシステム上にDr.Web KATANAをインストールすると、最新の脅威、標的型攻撃、「ゼロデイ」脆弱性を悪用したシステムへの不正アクセスなどに対して、保護対策が講じられます。
Dr.Web KATANA の利用に際しては、既にインストールされているアンチウイルスとの併用を推奨しており、下記のセキュリティ対策が可能となります。
- マルウェアによる他アプリケーションのプロセスへの侵入試行を防止
- 悪意のある、不審または信頼されていないスクリプトやプロセスを検出し、中断
- インターネット接続のないコンピューターに対しても、保護対策を提供
Dr.Web KATANAは、コンピューター上で起動したアプリケーションの挙動の知的解析を行った後、マルウェア駆除の必要性について判定をします。Dr.Web KATANAは、保護対象オブジェクトのパフォーマンスに影響を及ぼさず、事前に何らかの設定を行う必要もありません。
尚、Dr.Web KATANAが提供するプリベンティブプロテクション(予防的保護)は、Windows向けDr.Web Security Spaceにも搭載されています。
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