2022年6月9日

株式会社Doctor Web Pacific

Doctor Webは、Dr.Web Security Space 12.8.0 for Androidをリリースしました。新しいバージョンでは、 Firewall、 通話およびSMSフィルター、 URLフィルター、Scanner、 Parental Control、 Security AuditorおよびAnti-theftコンポーネントの見直しが行われ、インターフェイスの更新とともに機能が拡充され、ユーザビリティや安全性がさらに向上しました。

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使用許諾に同意し、Dr.Web に必要な許可を与えていただければ、ライセンスの登録前でもSecurity Auditor、Dr.Web Scanner、ファイルモニターSpIDer Guard、コンポーネントの設定を利用できます。

Firewall への変更

多数の改良が加えられたほか、内部ロジックも変更されました。また、新しい設定項目が追加され、インターフェイスも更新(Android TVも含む)されました。

通話およびSMSフィルターへの変更

通話およびSMSに関する通知をブロックする機能が改善されました。更新後に、本コンポーネントに対し許可を与えることが必要となります。

URLフィルターへの変更

"Firefox Focus" ブラウザのサポートが追加されました。また、Yandex.Browser使用時のコンポーネントの動作に変更が加えられました。

ScannerおよびParental Controlへの変更

上記のコンポーネントでは内部変更が加えられました。さらに、Parental Controlではユーザーインターフェイスに軽微な見直しが実施されました。

Anti-theftへの変更

SIMカードに関する処理に変更が加えられました。Dr.Webが固有の識別番号を認識できない場合には、既知の事業者に関する情報が表示されます。

Security Auditorへの変更

ポップアップウインドウ利用の許可に関するリクエストが追加されました。

さらにAndroid 8.0以降のバージョンでの正常な動作を維持するため、安全なアプリケーションの検査に関する通知へ変更が加えられました。通知表示に関する設定は、デバイスの通知セクションから実施できます。また、インターフェイス全体にも改良が施されました。

Google Playから本製品をダウンロードしたユーザーの場合、アップデートは自動的に実行されます。デバイスの設定で自動更新を無効にしている場合、Google Playにアクセスし、アプリケーションのリストからDr.Web Security Space、またはDr.Web Security Space Lifeを選択した後、「更新」をタップする必要があります。

Dr.Web Security Space Lifeを利用されている場合には、Google Playによる制限のために問題が生じる可能性があるため、本アプリケーションの安定した動作を維持する目的で今後はサブスクリプションの利用が推奨されます。サブスクリプション利用に移行するには、Google Playのオーダー番号とオーダー時のメールアドレスが必要となります。

Doctor Webのウェブサイトからアップデートを実行するには、新しいディストリビューションファイルをダウンロードする必要があります。Dr.Webの設定にて "新しいバージョン" オプションが有効化されている場合、ウイルスデータベースの更新時に新しいバージョンのリリースに関する通知が表示され、そのダイアログボックスから直接ダウンロードできます。