2021年6月15日
株式会社Doctor Web Pacific
現在、仮想化技術は、大手企業だけでなく中小企業においても幅広く利用されています。これにより、1台の高性能なサーバー上で複数の仮想マシンを配置することができるため、コストの削減が可能です。
仮想環境下でも利用可能な Dr.Web Enterprise Security Suite を使用すると、より効率的なシステムリソースの配分が図られます。一部のアンチウイルス機能が個別の仮想マシンに移動され、この仮想マシンは物理サーバー上の残りの仮想マシンのアンチウイルスエージェントと連携して動作します。仮想ネットワークが使用されるため、速度低下を抑制することに成功しました。
仮想環境下で利用されるDr.Webスキャンサーバーでは、下記を実装しています。
- 受信データに潜む脅威を検知するスキャンエンジン
- ウイルスデータベースおよび組み込みフィルターのデータベース(Office Control用)
下記の特長により、クライアントである仮想マシンへの負荷が軽減されます。
- 仮想マシン外でのスキャンを実行します。
- 仮想マシンにてウイルスデータベースや組み込みフィルターのデータベースを更新する必要がありません。
- 同一のサーバー(ハイパーバイザー)上に配置された仮想マシン間のテータ転送用ネットワークを利用することにより、高速なデータの送受信と高速スキャンが図られます。
サービス用仮想マシンはあらゆるグループに所属することができます。 また、個別のスキャンサーバーグループを作成することもできます(ルールを指定し、自動的にこうしたグループを作成することも可能)。
スキャンサーバーのグループ化および関連ルール設定の指定は他のステーションと同様に実施されます。詳しくは、ステーションのグループ化に関するマニュアルのページをご参照ください。
ステーションは、仮想モードで動作するエージェントを介してスキャンサーバーと連携して動作します。エージェントは集中管理サーバーにより管理されます。
Dr.Web Enterprise Security Suite 13.0ベータ版の試用を希望するユーザーはこちらのページにアクセスしてください。
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