2020年9月8日
株式会社Doctor Web Pacific
Dr.Web Anti-virus 11.1 for Linux、 Dr.Web Anti-virus 11.1 for UNIX Mail Server、 Dr.Web Anti-virus 11.1 for UNIX Server および Dr.Web Anti-virus 11.1 for Internet Gateways UNIXに含まれるモジュールへの変更
drweb-icu および drweb-icu-data:
- 製品のセキュリティレベルが向上しました。
drweb-configd:
- ALDを用いた場合、Astra上でのSpIDer Gateの動作に関する問題が解決されました。
drweb-ctl:
- 製品のセキュリティレベルが向上しました。
- ロギングへの改良が施されました。
drweb-esagent:
- ESサーバーVer.11 による設定の一部が、正常に処理されないエラーが修正されました。
Dr.Web Anti-virus 11.1 for Linux、および Dr.Web Anti-virus 11.1 for UNIX Mail Serverに含まれるモジュールへの変更
新しいモジュール drweb-urlcheck が追加されました。以前より、URLをチェックする際に、各コンポーネントは個別にdwsデータベースを利用していましたが、今後はこの新しいコンポーネントを介してdwsデータベースが利用されることとなり、メモリへの負荷が軽減されます。現時点において、新しいコンポーネントは drweb-maild との連携のみが実現されています。将来的には、残りのコンポーネントも drweb-urlcheck との連携が可能となります。
drweb-gated:
- 64MBを超過するメールを処理する際に、エラーが発生する問題が解決されました。
drweb-maild:
- drweb-urlcheckとの連携した動作になりました。
- ヘッダー "Authentication-results" をメールに追加するオプションが実装されました。
- ヘッダー "X-AntiVirus" に追加される情報がさらに拡充されました。
- 無効なメールの処理時に発生するエラー「[string "coroutine.make"]:22: scan_report」を引き起こす原因が解消されました。
- カスタムヘッダーを追加する際に発生する問題が解決されました。
Dr.Web Anti-virus 11.1 for Linux および Dr.Web Anti-virus 11.1 for UNIX Serverに含まれる drweb-configure への変更
- ユーティリティの動作へ改善が加えられました。
Dr.Web Anti-virus 11.1 for Linuxに含まれる drweb-gui への変更
- "Qt 5.12"への移行が実現されました。
Dr.Web Anti-virus 11.1 for UNIX Serverのdrweb-smbspiderへの変更
- Sambaのバージョン4.11 および 4.12のサポートが加えられました。
アップデートはDr.Webリポジトリ経由で実施されます。アップデート時に問題が発生した場合、2019年7月4日付のニュースに記載された内容に従い、もう一つのリポジトリに接続するよう変更してください。
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