2020年3月16日

株式会社Doctor Web Pacific

Doctor Webは、Dr.Web Enterprise Security SuiteのServerをバージョン12.00.11 (REL-1200-202003030)へアップデート しました。今回のアップデートでは、新しい機能が加えられたほか、発見されたエラーが修正されました。

新しい機能

• Office Controlのウェブフィルターによりブロックされるサイトカテゴリのリストに、新しいカテゴリ"求人広告"(Jobs)が追加されました。このカテゴリに対するブロックを有効にするには、新しい機能をサポートするAgentを端末上にインストールする必要があります。

次の変更が加えられました。

• デフォルト設定では、 Dr.Web Agent の設定項目"スキャンの際にネットワークを無効にする"が無効となりました。
• LDAPサーバーにて正常なフォルダー検索および閲覧を不可能にするエラーが修正されました。
• FreeBSD/i386上のDr.Web ServerがGUS(グローバルアップデートシステム)よりアップデートをダウンロードする際のエラーが修正されました。
• Office Controlの設定では、複数のデバイスクラスあるいは複数のバスが同時に指定された場合、デバイスがブロックされない問題が解決されました。
• MySQLまたはMariaDB データベース管理システムが利用されている場合、Dr.Web 11のServerをバージョン12へアップデートできない問題が解決されました。
• Control Centerにて、端末またはグループを比較する際に、内部サーバーエラーが発生する問題が解決されました。
• "var-root" および "home-root" フォルダがディスク上の異なる領域にある場合、Dr.Web Serverがアップデートできない問題が解決されました。
• Office Controlクラスリストからブロック対象となる項目が正常に削除できないエラーが修正されました。
• 保護される端末にて、製品のアップデートを不可能にしたエラーが修正されました。
• Dr.Web Serverバージョン6 からバージョン12 へのアップデートを実施した際に発生する、設定ファイルの保存エラーが修正されました。
• Control Centerから特定の端末にメッセージを送信する際に発生する問題が解決されました。
• SSE2命令非対応CPUを実装しているデバイス上に、インストールパッケージを用いてDr.Web Agentのインストールができない問題が解決されました。
• 統計のログを表示するためのフィルターおよびパラメーターの設定ができない問題が解決されました。
• Dr.Web Serverに接続されたDr.Web プロキシサーバーの自動更新に関するエラーが修正されました。
• Control Centerのアンチウイルスネットワークのツリーにて設定をインポートする際のエラーが修正されました。
• 管理メニューからユーザーグループを選択する際に、アプリケーション制御のイベントという項目が消える問題が解決されました。
• Control Centerインターフェイスのエレメントの一部にローカリゼーションがない場合に、エラーを引き起こす問題が解決されました。
• その他の軽微な変更が加えられました。

アップデートは、新しいディストリビューションファイルのほかに、Dr.Web Global Update System (Dr.Web GUS)経由で提供されます。