2010年にDr.Web for Androidが登場したばかりのころ、Doctor Webを無料で利用できるようにしました。当時は、Androidを標的とした悪意のあるプログラムの数はそれほど多くはありませんでしたが、プラットフォームが急速に人気を伸ばしていたため、次期にくるブームを予想し、顧客のデバイスの保護を支援することで曲線を抜け出すことにしました。

その後、多くのことが変わりました。Androidは世界中に広まり、現在デスクトップオペレーティングシステムを中心に広まりつつあります。グリーンロボットはあらゆる種類のスマートデバイスの実行だけでなく、自動車にもその道を見出しました。

かつて架空のものであったいくつかの脅威が現実のものとなりました。銀行向けトロイの木馬に関するニュース記事が驚くほどの規則性をもって現れる中、モバイルボットネットは今では何十万ものデバイスを網羅しており、アンチウイルスはスマートフォンの所有者にとって手放せない存在となりました。

しかし、Androidをターゲットにしたマルウェアは作り話に他ならないと考える人もいます。私たちは彼らと議論することはありませんが、その代わりにソーシャルメディアから受け取った私たちの購読者の一人からのメッセージを引用します。

1台のデバイスに16個の悪意のあるプログラムが存在していたというのは冗談ではありません。

Android.Xiny – このプログラムは一般的なトロイの木馬です。一部の種は、Google Playを介した正規のアプリを装って拡散していました。通常、迷惑な広告を表示したり、システム情報をリモートサーバーに中継したり、サーバーからの指示に従って他のアプリケーションをダウンロードしてインストールさせることもできます。Android.Xinyマルウェアに感染したデバイスはボットネットの一部になります。

Android.Backdoor.411 - 位置データを含む広範囲の情報にアクセスできる真のスパイウェア万能薬です。

Android.Triada – このプログラムは、犯罪者が被害者のアカウントから迅速、かつ、気取られずにお金を盗むことを可能にするだけでなく、他にも多数の悪意のある機能を持つ、一般的な銀行トロイの木馬です。

このリストには、アドウェアや1ダースのTrojan.Downloaderプログラムも含まれています。これらのプログラムは、主にスマートフォンに他のマルウェアを配置することを目的としています。このようなプログラムは、アドウェアプログラム、暗号化ランサムウェア、銀行のトロイの木馬など、事実上あらゆるソフトウェアをデバイスに配信する可能性があるため危険です。

ご覧のとおり、Android用の悪意のあるプログラムが存在し、Dr.Webはそれらを無力化するのに非常に優れています。ちなみに、デスクトップ用にDr.Web Security Spaceを購入したユーザーには、無料の贈り物としてモバイルデバイス保護が適用されることを忘れないでください。

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