2018年12月10日
株式会社Doctor Web Pacific
Dr.Web for Windows File Serversバージョン12.0では、下記の改善が施されました。
- 機能が大幅に拡充されました。
- アンチウイルスによるセキュリティの範囲がさらに拡大しました。
- 最新タイプの検知手法が採用されました。
- ヒューリスティックスキャン時に用いられる検知アルゴリズムの利用範囲がより広くなりました。
- 挙動検知アルゴリズムの応用がさらに拡大されました。
- ファイルやプロセスの悪意性の判断には、複数のDr.Webリソースが用いられます。
Security Control Centerにて統一されたウィンドウから、主なDr.Web保護コンポーネントの設定を操作できます。このウィンドウを使用して、全てのコンポーネント、ツール、統計および設定にアクセスできます。
予防的保護
Dr.Web予防的保護に用いられる複数のテクノロジーは、起動している全てのアプリケーションおよびシステム内のプロセスの挙動を解析しており、暗号化ランサムウェアに対する保護、エクスプロイトに対する防御対策およびビヘイビアアナライザーからなっています。
ファイルの暗号化、ユーザーへの脅迫、PCアクセスのブロック、個人データの窃盗および転売等の行為をするサイバー犯罪者への予防対策として、デバイスと個人データのセクションにてリムーバブルデバイスに対するアクセス制御の設定を行うことができます。
NEW! データ損失防止
新しいDr.Webの保護コンポーネント「データ損失防止」は、Dr.Webバージョン 9-11.5 に搭載されるコンポーネント名称と同じものでありますが、全く違うロジックを有します。従来は、重要なデータのバックアップコピーを定期的に作成し、それを保護するというやり方でしたが、今回はユーザーに選択されたフォルダに対して、常駐保護を継続的に提供することとなります。ユーザーにより無効化されない限り、フォルダに対する保護は絶え間なく実行されます。
データ損失防止は有効化および設定が必要です。
本製品をバージョン12.0へアップデートするには、Dr.Web for Windows File Serversがインストールされているコンピューター上で新しいインストールファイルを実行してください。尚、Windows Server 2003を利用されている場合、バージョン12のインストールはサポートされていないため、ご注意ください。
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