2017年10月20日
株式会社Doctor Web Pacific
このデバイスの設置によって受ける被害から保護するために、セキュリティ専門家はATMへのカードリーダーオーバレイの設置を勧めていますが、通常のユーザーはスキマーと判別することは困難です。
カードリーダーに取り付けられたスキマーは、ATMの色とデザインを映し出すことができます。 スキマーの唯一の特徴は、元のフレームに比べ、少し突出していることです。
しかし、アンチスキミングオーバレイにも同じ機能があります。
リスクを最小限に抑えるために専門家が推奨している点は次のとおりです。
ATMに普段と違う点を見つけた場合は使用しないでください。こうすることで、特殊な読み取りデバイスを使用してカード情報を盗むスキミングから情報を守ることができます。
ATMを使用する前に、注意深く点検してください。キーパッドや追加のデバイスがディスプレイの隣にある場合があります。たとえば、無関係の照明装置や、ATMの周囲に鏡や広告のパンフレットラックがある可能性があります。こういったものは、ATMに装着された読み取り装置であるスキマーの存在を示すことができます。
攻撃者は、ATMにスパイ機器を取り付ける方法をいくつか持っています。カードリーダーにプラスチックのオーバーレイを貼り付けるか、ATMの横のパンフレットラックに小型のカメラを隠すこともできます。PINを入力するときに押すボタンがカメラになっていて、キャプチャされることもあります。また、入力した数字の順序を読み取る特殊なキーボードオーバーレイもあります。
残念ながら、アンチスキミングオーバレイは、あなたのデータを盗ませないことを保証するものではありません。この 数年、スキマーは新たなものが出てきていることがニュースで言及されています。例えば、犯罪者はスキマーをアンチスキミングオーバレイの下に置くことができるようになっています。この場合、データを転送するために細いワンドが使用されています。
データ転送ワンド
スキマーに挿入されたデータ転送ワンド
データ転送ワンドおよびインサートスキマー
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