2017年6月9日
株式会社Doctor Web Pacific
Dr.Web for UNIX Mail Serversでは、以下の変更が行なわれました。
- 同製品のアーキテクチャーが一新されました。今回のアップデートでは、メールサーバーの標準サービス(Milter、 Spamd、 Rspamd)を使用することにより、使用中のメールサーバーのインフラとの連携が可能となり、サーバーとの統合が不要となりました。
- 標準的なメールプロトコル(SMTP、POP3およびIMAP)を用いる転送経路上で、メールサーバーとクライアントに対し透過的になるように、本製品を構成するオプションが追加されました(GNU/Linuxのみ対応)。
- 望ましくない受信メールの内容は隔離への移動ではなく、パスワードで保護されたアーカイブに保存されます。
- 独自の管理用ウェブインタフェースが搭載されたことにより、Webminの利用が不要になりました。
- OpenLDAPおよびActive Directoryサービスからの情報を、メールフィルタリングルールに用いることが可能になりました。
- 製品に関する統計情報および重要なイベント(例えば、メールのブロック)に関する通知をSNMP経由で送信する機能が追加されました。
- Milter/Spamd/Rspamdを利用できないメールサーバーにおいて、Clamdを用いてメールを検査することが可能になりました。
- DNSxLを利用したメール送受信者のアドレス検査の実行が可能になりました。
Dr.Web Anti-virus for Linuxでは、以下の変更が行なわれました。
- IMAP(S)/POP3(S)プロトコルを使用する受信メールのスキャン機能が追加されました。
- SMTP(S)プロトコルを使用する送信メールのスキャン機能が追加されました。
Dr.Web 11.0 for UNIX Mail serversおよびDr.Web Anti-virus 11.0.3 for Linuxの新しい機能にご興味のある方は、是非、ベータテストにご参加ください。
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