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Dr.Web Enterprise Security Suite 10.1をアップデート

2017年6月1日

株式会社Doctor Web Pacific


Doctor Webは、Dr.Web Enterprise Security Suite 10.1 (201705110)に含まれるServerソフトウェア、Dr.Web Enterprise Proxy (201705110)、Dr.Web Enterprise Agent for Windows (11.0.1.05150) および Dr.Web Enterprise Agent for Windows supporting Active Directory (11.00.05180)をアップデートしました。今回のアップデートでは、新しい機能が追加されたほか、発見されたエラーが修正され、マニュアルも更新されました。

Dr.Web Enterprise Security Suite 10.1に含まれるServerでは、以下の変更が行なわれました。

  • ライセンスキーファイルの自動更新が可能となりました。
  • Dr.Web Security Control Centerでは、予防的保護機能とAgentの設定箇所を分けました。
  • アンチウイルスネットワークのツリー内に表示されるAgentのソートが可能になりました。
  • アンチウイルスネットワークのツリー内の一部の情報をエクスポート可能になりました。
  • 多数のAgentに更新を配信する際に、サーバーのパフォーマンスが低下する問題が解決されました。
  • 新しいホストがDr.Webサーバーへの接続を承認されないエラーが修正されました。
  • Dr.Web Security Control Center内の"レポジトリコンテンツ"および"隔離"セクションにて、大きなファイルの入出力時にエラーが発生する問題が解決されました。
  • アンチウイルスネットワーク内のステーション数をカウントするリクエストが、Web API経由で送信された場合に発生するエラーが修正されました。

Dr.Web Enterprise Proxyでは、以下の変更が行なわれました。

  • Dr.Web Enterprise Proxyの負荷が大きい場合に、IDを持たないAgentがインストールできない問題が解決されました。
  • 起動時のメモリ消費を削減しました。
  • バージョン6のAgentが、プロキシサーバー経由で接続できない問題が解決されました。

Agentに含まれるコンポーネントでは、以下の変更が行なわれました。

  • 最新のWindows 10 Creators Updateとの互換性が保たれました。
  • 各コンポーネントが、最新バージョンへアップデートされました。

アップデートされたDr.Web Enterprise Security SuiteはDr.Web Control Center のwebインターフェースから入手することができます。アップデート日は2017年5月11日になっています。また、アップデートされたディストリビューションファイルは、Doctor Webサイトからダウンロードできます。

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