2016年8月1日
株式会社Doctor Web Pacific
Dr.Web Agent 11.0 for Windows の新しい機能:
- OSの動作環境の掌握を狙う悪意を持ったオブジェクトがアプリケーション内の脆弱性を悪用しようと試みるのに対し、防御対策を施しています。予防的保護の設定をカスタマイズできるようになったため、オブジェクトに対する信頼できるアプリケーションのアクセスを制御し、システム内の競合を防ぐことが可能になりました。予防的保護の設定でプロファイルを作成できるオプションが追加されました。
- Dr.Web Scanning Engineモジュールの最適化によりオブジェクトのスキャン速度が向上しました。
- Dr.Web Scanner SEコンポーネントのユーザーインターフェースを見直しました。スキャナー設定をアンチウイルスの一般設定へ移動したことで操作が容易になりました。
- アンチウイルス動作についてのデータを収集・保管するシステムが導入されました。ユーザーはフィルターを使って、選択されたコンポーネントのイベントログ、又はアクセスの試みがあったペアレンタルコントロールによりブロックされたウェブサイト一覧をいつでもご覧になれます。
- ペアレンタルコントロールの新しい機能:
- 子供がコンピュータを使う時間を制限できるオプションが追加されました。夜間時間を手動で設定すると、コンピュータが自動的にロックされます。
- ファイル及びフォルダへのアクセスを制御できる機能がさらに改善されました。アクセスを制御する、または閲覧のみを許可することが可能になりました。
- 時間を制限できるオプションのためのプロファイル作成が可能になりました。
- 設定を別のユーザーアカウントにコピーすることが可能になりました。
- 特定のアカウントのためにペアレンタルコントロールを無効にする機能が追加されました。
- ファイル及びフォルダへのアクセス制限を無効にする機能が追加されました。その際に、ブロックされるオブジェクトのリストをクリアしたり、ペアレンタルコントロールを完全に無効にしたりする必要がありません。
- アクセスを制限できるウェブサイトの新しいカテゴリ:オンラインゲーム が追加されました。
- 隔離マネージャーの新しい操作機能が導入されました。オブジェクトの再スキャン、バックアップコピーの表示が可能になりました。これにより、ユーザーはアンチウイルスにより削除/修復されたオブジェクトの復元ができるようになりました。
- 新しいコンポーネントであるDr.Web HyperVisorが導入された結果、脅威の検出/修復がさらに改善されるほか、セルフプロテクションも強化されることとなりました。このコンポーネン トはOSより低いシステム領域で起動・動作するため、マルウェア(未知のマルウェアを含む)がDr.Webに保護されるシステムに進入し、それを掌握するリスク、またはアンチウイルス動作を停止させるリスクを完全に防止します。
- ブロックされるデバイスのホワイトリスト管理が改善されました。特定のユーザーやグループ向けに許可の設定が可能になりました。ファイルシステム・デバイスである場合、「すべて許可」あるいは「読み取り専用」の設定を指定できます。
- Dr.Web Control Service、及びそのコンポーネントであるSpIDer Agent for Windowsを更新するための再起動が不要となりました。
- 脅威の駆除が実行された後で再起動の必要を通知するメッセージが表示されます。この通知は、再起動をしないと駆除できない複雑なタイプの脅威が修復される場合にのみ、ポップアップされます。指定されたデバイスの使用をブロックするというオプションの設定に、デバイスロックについての通知が追加されました。
- アンチスパムの設定がSpIDer Mailコンポーネントの設定へ移動されました。
- BadUSB脆弱性から守るために、キーボードを模倣するデバイス向けの防御策を実装しました。
- モバイルモードを使って、ユーザーはデータベースの更新を手動で実行することができるようになりました。
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