2015年1月のモバイル脅威

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2015年2月3日

株式会社Doctor Web Pacific


2015年の1月にはスパムによるマルウェアの拡散が増加し、LinuxとAndroidを狙った危険なアプリケーションが登場しました。

1月は、危険なダウンローダである Trojan.DownLoad3.35539のスパムによる拡散が目立った月となりました。このプログラムは感染させたPC上に暗号化ランサムウェア Trojan.Encoder.686をダウンロードして起動させます。その結果、 Trojan.Encoder.686は1月に最も多く拡散された暗号化マルウェアとなっています。ファイルインフェクター Win32.Sector 、およびMac OS X BackDoor.Flashback.39に感染したシステムから成るボットネットは現在も活動を続けています。

また、1月にはLinuxを狙う新たなファイルインフェクター Linux.EbolaChanも登場し、Androidを標的とするバンキングトロイの木馬が複数Dr.Webウイルスデータベースに追加されました。

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