2014年8月26日

株式会社Doctor Web Pacific

Doctor Webは、Dr.Web for Android を9.01.4に、Dr.Web for Android Lightを7.00.14にアップデートしました。今回のアップデートでは主に、ランサムウェアによってロックされてしまったデバイスをユーザーがロック解除するための機能が追加されました。この機能が搭載されているのはDoctor Webのアンチウイルスソフトウェアだけです。また、発見されたエラーが修正され、改良が加わりました。

マルウェアにロックされてしまったデバイスをロック解除する新たな機能がDr.Web for AndroidおよびDr.Web for Android Lightに追加されました。デバイスのチャージを開始し、激しく振るだけで、システムプロセスではない動作をすべて停止させることができます。これにより、Dr.Webはウイルスデータベースに含まれていないブロッカーにも対応することが可能になりました。現在のところ、Dr.Web for Androidはロックされてしまったデバイス（通知バーを含む画面全体がロックされてしまった場合であっても）をロック解除することのできる唯一のアンチウイルスです。

また、システム領域内で悪意のあるアプリケーションを検出するルーチンが改良されました。

両製品にチェコ語およびインドネシア語が追加され、Dr.Web for Android Lightにはさらにタイ語が加わり、アラビア語が改善されました。

ネイティブx86プラットフォームのサポートが追加され、Dr.Web for Android Lightによるデバイスのスキャンがより速くなりました。

Dr.Web for AndroidおよびDr.Web for Android Lightの動作に関する発見されたエラーが修正されました。

アップデートされたバージョンはGoogle Play（Dr.Web for Android包括的保護、 Dr.Web Anti-Virus Life license、 Dr.Web for Android Light）またはDoctor Web公式サイトから入手可能です。

アップデートは自動的に実行されます。デバイス上で自動アップデートが無効になっている場合はGoogle Playに行き、アプリケーションリストからDr.Web Anti-virus、Dr.Web Anti-Virus Life license、Dr.Web Anti-virus Lightいずれかを選択して「アップデート」をタップしてください。

Doctor Webのサイトからアップデートを行う場合は、新しいディストリビューションファイルをダウンロードしてください。設定内の「アプリケーションの新バージョン」オプションが有効になっている場合、ウイルスデータベースのアップデートに伴い、入手可能な最新バージョンについてユーザーに通知が行われ、ダイアログから直接ダウンロードすることが可能です