Dr.Web Anti-virus for Windowsをバージョン9.1にアップデート

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2014年7月17日

株式会社Doctor Web Pacific


Doctor Webは、Dr.Web Security SpaceおよびDr.Web Anti-virus for Windowsをバージョン9.1にアップデートしました。今回のアップデートでは、Dr.Web Control Service (9.1.0.07111)、SpIDer Agent (9.1.0.201407142)、Dr.Web Net Filtering Service (9.1.0.06280)、Firewall (9.1.0.06170)、Dr.Web Scanning Engine (9.1.0.201407040)、Dr.Web Anti-rootkit API (9.1.0.201407081)、Dr.Web SelfPROtect (09.01.00.04180)、ファイルモニターSpIDer Guard (09.01.00.05060) 、インストーラーコンポーネント(9.1.0.06270)に変更が加わりました。

Dr.Web Process Heuristicのルーチンが改良され、イベント処理の速度が向上することでデッドロックエラーの発生とOSのクラッシュを回避することが可能になりました。また、バックグラウンドでのルートキットスキャンが向上しました。

Dr.Web SpIDer Agentでは、登録ウィザードの手順およびレポートウィザードのインターフェースが一新されました。Agentのコントロールメニュー上にあるボタンをクリックすることでParental Controlの有効化/無効化が可能になりました。

Dr.Web Net Filtering serviceとDr.Web Control Service間のインタラクション・プロトコルが改良されました。これによりOSの応答エラーが回避され、モジュールを再起動する際のシステムリソース消費が削減されました。また、コンポーネントを長時間動作させた際に発生するメモリリークが修正されました。

Dr.Web Firewallでは、アプリケーションの新規ルールを作成する必要がある旨を通知するウィンドウのインターフェースが新しくなりました。Dr.Web Firewallの動作中に発生するNDISドライバのメモリリークが修正されました。

Dr.Web Scanning Engineのスキャン速度が向上しました。

Dr.Web Anti-rootkitには64ビットバージョンが加わり、64ビット版のOSを狙った脅威をより効果的に駆除することが可能になりました。Dr.Web Shieldには新たなAPIが追加され、Anti-rootkitモジュールの新しい構造に対応するようになりました。アクティブな脅威を検出および駆除するアルゴリズムが改良されました。

Dr.Web SelfPROtectには、低レベルのディスク書き込みを防ぐインテリジェント・アルゴリズムが追加され、サードパーティソフトウェアとの競合に関する問題が大幅に減少しました。未知のTrojan.Encoderを検出するために不審な動作をモニタリングするシステムが改良されました。Self-protectionドライバの動作中に発生するメモリリーク、およびシステムスタートアップ時にDr.Webプロセスの異常終了を引き起こす問題が修正されました。

SpIDer Guardでは、ファイルまたはプロセスの除外を処理する際に発生するブルースクリーン(BSOD)問題が修正されました。

インストーラモジュールの言語にチェコ語、韓国語、トルコ語、ポルトガル語、リトアニア語が追加され、Agentもチェコ語、韓国語、トルコ語、ポルトガル語に対応するようになりました。

アップデートは自動で行われますが、システムの再起動が必要になります。

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