2011年11月18日掲載

株式会社Doctor Web Pacific

Doctor Webは、Dr.Web for AndroidとDr.Web Enterprise Security Suite(集中管理ツール)との統合を発表しました。これにより、Dr.Webを利用する企業のシステム管理者が企業ネットワーク内にあるDr.Web for Androidをリモートで設定することが可能となり、PCとモバイルデバイスを一元的に統合管理することが可能になりました。

管理者は、従来のPC/サーバ用製品の集中管理ツール管理コンソール(以下、Control Center)から、Dr.Web for Android(以下、本製品)、および含まれるコンポーネント（スキャナー、ファイルモニター、アンチスパム、アンチシフト）の一般設定を行うことができます。また、アンチスパムに関しては、ブラックリストとホワイトリストを編集し、その設定をネットワーク内にある全てのAndroidデバイスに適用することが可能です。

また、本製品はAndroidデバイス上において、特定バージョンのアプリケーションをフィルタリングすることが可能です。さらにControl Centerを利用することで、それらのフィルタリングルールを企業の共通ルールとして、本製品がインストールされている全てのAndroidデバイスに適用することができます。

本製品の弊社集中管理ツールとの統合に伴い、インストールされたデバイスに対し、以下の機能をリモートで設定、およびユーザー権限の割り当てを行うことが出来ます。

• 一般設定の編集
• スキャナーオプションの編集
• SpIDer Guardの編集
• アンチスパム設定の編集
• アンチシフト設定の編集
• アプリケーションのフィルター設定の編集
• SpIDer GuardのON/OFF

さらに、この統合によってDr.Webウイルスデータベースのアップデートの自動化、およびライセンスキーのダウンロードが可能になり、また、ウイルスの検出、異なるデバイス上でのコンポーネントの起動と終了などに関する情報へのアクセスを含む、全てのAndroidデバイスに関する統計を収集することが可能になりました。

アップデートされたバージョンを入手するには、Dr.Webのサイトから新しいディストリビューションキットをダウンロード(※)し、古いバージョンに上書きインストールしてください。

※お使いのデバイスで直接ダウンロードを行う場合には、QRコードリーダーが必要です。

※有償版をお使いのお客様のみとなります。「Dr.Web for Android Light」をご利用のお客様は、本件の対象外となりますので、ご注意ください。