2011年10月05日掲載
株式会社Doctor Web Pacific
Dr.Web for Androidのいずれのバージョンもギリシア語に対応するようになり、既知のエラーが修正されました。さらに、再度Samsung Galaxy Tab 10.1デバイスをサポートするようになりました。当初このタブレットは、ソフトウェア内にエラーが存在すると考えられたためにサポートデバイスのリストから削除されていました。サードパーティ製アプリケーションがシステムドライバファイルを読み込み、またはコピーしようとする度にシステムがクラッシュし、フリーズしてしまうというものです。したがって、システムファイルへのアクセスを要するフルシステムスキャンでも同様のエラーが生じます。現在では検査対象となるオブジェクトのリストからドライバが除外され、システムとアンチウイルス間の連携時にこの問題は発生しなくなりました。
また、Dr.Web for Android Anti-virus + Anti-spamにも新たな機能がいくつか加わりました。例えば、ユーザーは1クリックでブラックリストをクリアすることが出来るようになっています。しかし、今回の有償版Dr.Web for Androidのアップデートにおいて最も注目すべき改良点は、アンチシフトコンポーネントです。アンチシフトによって、紛失または盗難にあったデバイスを見つけることができ、必要な場合には、重要な情報をリモートでデバイスから削除できます。
SMSをデバイスに送信することでコンポーネントをリモートでコントロールすることができ、可能な状況であれば、アンチシフトは実行されたアクションに関するレポートを返信します。また、侵入者がデバイスからDr.Webを削除しようとすると、アンチシフトがユーザーにパスワードを入力するよう要求し、それを防ぎます。
アンチシフト機能では以下のことが可能です:
- 再起動後にデバイスをロック。
- デバイスをロックし、パスワードによるロック解除。
- パスワード入力試行回数に上限値設定。
- SMSによってデバイスのロック解除。
- GPSによってデバイスの現在位置をGoogle Map上に表示。
- デバイスおよびSDカード上のデータをリモートで削除。
- デバイス上のアラート音を起動し、スクリーンをロック。
- ロックされたデバイスのスクリーンに表示されるテキストをカスタマイズ。
- 紛失したデバイス上でSIMカード変更に関する通知の送信先番号リストを作成し、それらの番号からSMSを送信することでアンチシフトをコントロール。パスワードを忘れてしまった場合にはSMS送信によってデバイスのロック解除が可能。
- Dr.Webインターフェースを使用して、Dr.Web for Androidがインストールされアンチシフトがアクティブになっている他のデバイスにコマンドを送信。この場合、SMSコマンドを覚えている必要はなく、電話番号を指定し、希望するアクションを選択すればアンチシフトがSMSコマンドメッセージを作成。
Dr.Web for Android Anti-virus+Anti-spam、Dr.Web for Android Lightは自動的にアップデートされますが、自動アップデートが無効になっている場合は、Androidマーケットへ行き、アプリケーションのリストからDr.Web for Android、又はDr.Web for Android Lightを選択してアップデートボタンをクリックしてください。
Dr.Webのサイトからアップデートする場合は、新しいディストリビューションファイルをダウンロードする必要があります。
この製品のアップデートバージョンは、他のオンラインストアでも入手可能です。
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