2011年05月09日掲載

株式会社Doctor Web Pacific

Doctor Webは、Dr.Web Mobile Security Suiteに含まれるDr.Web for Windows Mobileの新バージョンをリリースしました。この製品に導入された主な改良点はControl Centerによる集中管理、及びアンチスパム機能です。

Dr.Web for Windows Mobileの新しいバージョンではControl Center経由による集中管理が可能となり、管理者のコンピューターからアプリケーションの統計、及び検出されたウイルスに関する情報にアクセスすることが出来ます。また、Control Centerによって管理者はキーファイルやアップデート配信、アプリケーションのコンフィギュレーションを変更することも可能です。

アンチウイルスはまた、モバイルデバイスに対するアンチスパム保護機能も兼ね備え、受信するメッセージや着信をブラックリスト／ホワイトリストに応じてフィルタリングします。また、送信するSMSのフィルタリングにも対応しています。さらにユーザーは特定のグループや送信者からのSMSやMMS、着信をブロックするためのプロファイルを作成することが可能です。

Dr.Web 6.0 for Windows Mobileは、悪意のあるプログラムを起動するのに使われるExploit.Cpllnkショートカットを検出することが可能です。このショートカットはWindowsを感染させ、モバイルデバイスのSDカードを介して広がります。

プログラムのGUIがアップデートされ、エラーが修正されました。

アップグレードするには、Dr.Web for Windows Mobileの新しいディストリビューションをダウンロードする必要があります。

Dr.Web for Windows Mobileは、Dr.Web Mobile Security Suiteに含まれています。Windows Mobile、Android、Symbian OSのモバイルデバイスを保護するDr.Web Mobile Security Suiteのライセンスは、購入することは出来ません。Dr.Web Desktop Security Suiteを購入されたユーザーは、無料でDr.Web Mobile Security Suiteを使用することが出来ます。