2016年12月14日
株式会社Doctor Web Pacific
Dr.Web Security Space 11.0バージョンでは、Android 6.0 およびAndroid TV搭載デバイスがサポートされました。
悪意のあるウェブサイトが、トロイの木馬を配信する犯罪者に頻繁に悪用されるリソースとなっているため、Dr.Webでは、このようなウェブサイトへリダイレクトするリンクをフィルタリングするDr.Web URLフィルターの効率性向上が図られました。また、Mozilla Firefox および Operaにも対応しました。
さらに、ユーザーから好評をいただいている保護コンポーネントの一つであるDr.Web Anti-theftが改善されました。Dr.Web Security Space for Androidのバージョン11では、指紋認証機能が搭載されたAndroid 6.0以降のモバイルデバイスであれば、 指紋認証を用いてDr.Web Anti-theftのロック解除が行なえます。
Dr.Web for Android TVも一新され、Firewallという新しいコンポーネントが追加されました。このコンポーネントは、外部からの不正侵入とネットワーク上の重要なデータ漏洩を防止し、インターネットへの接続とデータ転送を監視するほか、不審な接続や危険なネットワークアクティブティ(Webカメラからのデータ送信等)をブロックします。
スマートフォンとタブレット型PCに利用されるFirewallがアップデートされました。Firewallのログでは、モバイルデバイスからアクセスしていたウェブサイトのURLが表示されます。また、脆弱性「Stagefright」を利用する悪意のあるファイルのHTTP経由でのダウンロードをブロックします。現在でも「Stagefright」はよく知られている脆弱性であり、数百万台のAndroid対応デバイスではまだ修正されていません。
Dr.Webによって保護されたデバイス上で発生したセキュリティインシデントの通知は、同一のウィンドウに表示されます。これにより、ユーザーはデバイスのセキュリティ状態を把握でき、発生したイベントに対し迅速に処置を取ることができます。
Dr.Webセキュリティ問題解析ヘルパーにも改良が加えられ、脆弱性検知ルーチンが改善されました。
アプリケーションには一部変更が加えられ、root化されたAndroidデバイス上のDr.Web動作が改善されました。
Dr.Web Security SpaceおよびDr.Web Anti-virusの有償版ライセンスを所有している方は、 Dr.Web Security Space for Androidを無料でご利用いただけます。また、Dr.Web for Androidの新しいバージョンは法人向けDr.Web Mobile Security SuiteまたはDr.Web Anti-virusサービスとしても購入できます。
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