2016年8月22日

株式会社Doctor Web Pacific

Doctor Webは、Dr.Web Control Service (11.0.9.08101)、SpIDer Agent for Windows (11.0.8.08160)、Dr.Web Scanner SE (11.0.4.201607220)、Dr.Web Updater (11.0.6.08110)、Dr.Web Net filtering Service (11.1.4.07120)、Firewall (11.1.3.07291)、 Dr.Web Shellguard (11.01.01.08110)、Dr.Web Anti-virus for Windows servers setup (11.0.2.06270)の各コンポーネントおよびDr.Web Security Space 11.0、Dr.Web Anti-virus 11.0、Dr.Web Anti-virus 11.0 for Windows File Serversのコンフィギュレーションスクリプトのアップデートしました。また、Dr.Web 11.0 for MS Exchange及びDr.Web 11.0 for IBM Lotus DominoのDr.Web Updaterとコンフィギュレーションスクリプトもアップデートしました。さらに、Dr.Web AV-Desk 10.0のControl Center、Agent、Scanner、Firewall、Dr.Web Updater、Dr.Web ShellguardおよびDr.Web AV-Desk Agent for Windows setup (11.0.1.08010)がアップデートされました。今回のアップデートにより、発見されたエラーが修正されました。上記の製品およびDr.Web AV-Deskソフトウェアに含まれる各コンポーネントが、同一バージョンとなりました。

Control Serviceでは、Windows Action Center (Windows Security Center)との統合が強化されたほか、休止状態からの復帰時に異常終了してしまう問題が修正されました。

重要な通知グループに、「保護されるオブジェクトへのアクセスが予防的保護によってブロックされています」と表示されるようになりました。また、インストールが完了していない、もしくはコンポーネントの変更が完了していない状態で、再起動を促すメッセージが表示される問題が修正されました。

Scannerでは、SSE2命令をサポートしていないプロセッサーを搭載したシステム上でScannerが異常終了してしまう問題が修正されました。スキャン終了後にScannerを終了させる"/quit"オプションが利用可能となりました。また、ローカルの統計情報に不要な内容が記録される問題が修正されました。

Updaterでは、名称にキリル文字が含まれるフォルダにおいてミラーの作成が失敗する問題が修正されました。

Net filtering Serviceでは、異常終了を引き起こす問題およびURLが非常に長い場合にブロックページが正常に表示されない問題が修正されました。

Firewallでは、pre-Dr.Web Firewall for Windows startupと確立された接続に関するメッセージが更新されました。

Dr.Web Shellguardでは、京セラ製複合機Kyocera 8001iのドライバーとの互換性の問題が修正されました。

Dr.Web AV-Desk Agent for Windows setupでは、AV-Deskサーバへの接続エラーを発生させる問題が修正されました。

アップデートは自動的に行われますが、システムの再起動が必要です。