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Dr.Web 11.0 for Windowsに含まれるコンポーネントをアップデート

2016年7月21日

株式会社Doctor Web Pacific


Doctor Webは、Dr.Web製品に含まれるいくつかのコンポーネントをアップデートしました。このアップデートの主な目的はWindows 10 Anniversary UpdateおよびSecure Boot for Windows 10との互換性を向上させることです。アップデートの対象となったのはDr.Web Security SpaceおよびDr.Web Anti-virusのバージョン11.0、Dr.Web 11.0 for Windows Serversです。

今回のアップデートにより、発見されたエラーが修正されたほか、以下のモジュールについて内部的変更が行われました。

  • Dr.Web Security Space, Anti-virus for Windows setup (11.0.7.07191)
  • Dr.Web Net Filter (11.1.1.07080)
  • Dr.Web device Guard (11.01.03.07080)
  • Dr.Web File System Monitor (11.01.02.07080)
  • Dr.Web Hypervisor (11.1.0.201606210)
  • Firewall (11.1.2.07080)
  • Dr.Web Protection for Windows (11.01.03.07140)(セルフプロテクションモジュール)
  • Shellguard (11.01.00.07070)(エクスプロイトからの保護モジュール)
  • Lua-script for dwprot (11.0.5.06290)(設定スクリプト)
  • Dr.Web Scanning Engine (11.1.2.201607130)
  • Dr.Web Anti-rootkit API (11.1.5.201607180)
  • Dr.Web SysInfo (11.1.1.201606210)

今回のアップデートでは、脅威が検出される度にリムーバブルメディア上に隔離フォルダが作成されてしまうスキャニングエンジンの問題が修正されました。また、感染したファイルの名前変更を必要とする脅威の駆除を行う際に発生するエラーが修正されました。

システムの情報を収集するユーティリティでは、ユーザーがデータの収集を中止しようとした際のインターフェイスの応答性が向上しました。

アップデートは自動的に行われますが、システムの再起動が必要です。

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