2016 年8月22日
株式会社Doctor Web Pacific
Dr.Web Agent 11.0 for Windowsの新機能:
- ソフトウェアの脆弱性を悪用してOSを乗っ取ろうと試みるエクスプロイトからの保護機能が導入されました。ユーザーは製品に組み込まれた予防的保護(Preventive Protection)の詳細な設定を行うことが可能になりました。これにより、信頼できるアプリケーションへのアクセスをコントロールすることでシステムの競合を防ぐことができます。さらに、予防的保護の設定にはプロファイルを作成するオプションが追加されています。
- Dr.Web Scanning Engineのルーチンが最適化され、潜在的な脅威をより早く検出することが可能になりました。
- Dr.Web Scanner SEのグラフィカルユーザーインターフェース(GUI)が刷新され、スキャナの設定が全般的なアンチウイルス設定に追加されたことで操作がより簡単になりました。
- アンチウイルスの動作に関する統計を収集・保存するシステムが導入されました。ユーザーは選択したコンポーネントに関するイベントやOffice Controlによりブロックされたウェブサイトの一覧を確認することができます。
- Office Controlの新しい機能:
- ファイルやフォルダへのアクセス制御機能がさらに改善され、アクセス禁止のほか、閲覧のみを許可することが可能になりました。
- ファイルやフォルダへのアクセス制御を無効にする機能が追加されました。アクセス制御を無効にする際、ブロックされるオブジェクトのリストをクリアしたり、Office Controlを完全に無効にしたりする必要がありません。
- ウェブサイトのアクセス制限カテゴリとしてオンラインゲームが追加されました。
- 新しい隔離マネージャの管理機能によって、隔離に移されたオブジェクトが確実に再スキャンされ、バックアップが表示されるようになりました。これにより、ユーザーは削除または修復されたファイルを必要に応じて復元することが可能になります。
- 最も低いシステムレベルで動作する新たなDr.Web HyperVisorコンポーネントにより脅威の検出および駆除能力が大幅に向上し、システム上に侵入を試みる、またはDr.Webの動作を妨げようとするあらゆるマルウェア(未だ発見されていないものを含む)から確実に防御します。
- Dr.Web Control ServiceおよびSpIDer Agent for Windowsコンポーネントのアップデート時に再起動を行う必要がなくなりました。
- 脅威が駆除された後にシステムの再起動を要求する個別のポップアップ通知が追加されました。この通知はシステムの再起動なしに削除することのできない複雑な脅威が駆除された場合にのみ表示されます。特定のデバイスの使用をブロックするオプションの設定には、ブロックされたデバイスに関する通知が加わりました。
- SpIDer Mailの設定から、アンチスパムの設定が行えるようになりました。
- キーボードをエミュレートするデバイス用のBadUSB脆弱性に対する保護オプションが新たに追加されました。
- モバイルモードを使用して、ユーザーはウィルスデータベースの更新を手動で実行することができるようになりました。
Dr.Web Control Centerの新機能:
- Dr.Web Agent 11.0 for Windowsがサポートされました。
- ワークステーションの「パーミッション」設定が閲覧できない問題が修正されました。
- Windows OS対応ワークステーションの予防的保護のデフォルト設定が変更されました。
Agentのアップデートは自動的に行われます。アップデートされたDr.Web Enterprise Security SuiteはDr.Web Control Center のwebインターフェースから入手することができます。アップデート日は2016年8月11日になっています。
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